体温と健康には関係があるのをご存じでしょうか。

正常な体温は、一般的に口腔温で36.5℃〜37.5℃と言われています。

この体温は身体の代謝活動や免疫の状態が反映されており、健康状態に密接に関連しています。

一般的に、高い体温は体内に炎症や感染が起きている可能性があることを示すことがあります。発熱は、免疫系が働いて異物や病原体に対抗するための正常な生体反応です。例えば、風邪やインフルエンザなどの感染症や、細菌感染やウイルス感染による炎症性の疾患が体の中で起こると、体温が上昇することが多いです。

逆に、低い体温は、体内の代謝活動が低下していたり、体温調節の異常を起こしている場合があります。

低体温は、甲状腺機能低下症や低血糖症などの代謝異常や、低体温症と呼ばれる状態になっていることもあるので注意が必要です。

体温は、健康状態を評価する1つのものとして使用されることが多く、体温が正常範囲内にあることは、健康であることを示すひとつのものとなっていますが、体温だけで健康状態を判断することはできず、他の症状や検査結果と総合的に評価する必要があります。

健康な体温の範囲は、必ずしも36.5℃〜37.5℃というものではなく、個人によって異なる場合もありますので、体温に関する具体的な疑問や不安がある場合は、医師などの専門家に相談することをおすすめします。

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